ピアノ技術コーナー
あなたの大切なピアノ、お手入れは万全ですか?

調律とは‥

一言で言ってしまえば「ピアノの健康診断」です。
調律という作業には、主に「調律」「整調」「整音」の3つが含まれています。

「調律」とは音の高さを合わせること。ピアノの弦一本一本の張力を調整し、ふさわしい高さの音にそろえます。
「整調」はタッチをそろえ、弾き心地をよくする作業。アクションの各部の動きを均一にそろえます。
「整音」は音質の調整。ハンマーに針を刺して音質を柔らかくしたり、逆に硬化剤を塗布して堅い響きにしたりします。音色にバラツキが無いよう、一台全体のバランスを整えていきます。
それぞれの作業は密接に関係しています。

調律の手順

では、調律の大まかな流れの一例をご紹介します。
外装を外します。
上前板、マフラー、鍵盤押さえなどを取り外します。
試弾し、各部のチェックをします。
全体的に音を出し、どれくらい音が変化してきているか、各部品がなめらかに動いているか確認します。動きが固かったり、逆にぐらついていたりしているものがないかどうか、ネジが緩んでいないか、またスプリングやコード類も外れたり切れたりしていないか調べます。
もし不具合があればその場で丁寧にご説明します。修理が必要な場合、すぐにお見積もりを致します。お客様に納得頂いてから修理に取りかかりますので、どうぞご安心下さい。
音を合わせます。
チューニングハンマーという工具を使い、弦の締め具合を一本ずつ調整していきます。一台のピアノに約220~230本の弦が張ってあります。集中力の要求される作業です。
まず始めに音叉を使い、基準になるラの音を合わせます。それを基に一オクターブの音階を作ります。これを割り振りといいます。4度、5度、3度などの音程の響きがなめらかに連続するようにします。この一オクターブを順次、低音部、高音部に拡大していきます。
また、ピアノでは一つの音に対して3本(低音部では1~2本)の弦が張ってあるので、この3本も同じ音になるようにします。細かな音の違いを耳で聞き分けて、美しい音階を作っていきます。
仕上げ
全ての音を合わせ終わったら試弾して確認します。音階やアルペジオで響きがでこぼこすることなく滑らかに連続しているかチェックします。気になるところは修正し、一台全体の最終的なバランスを整えます。
外装取り付け
最初に外した外装部品を取り付けます。最後に全体に音を出してバランスよく音が出ているか、弾きづらい所はないか、共鳴しているところはないかなど最終確認をして終了です。
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