Roland VR-1HDをハイブリッド会議・イベントに使うメリット

ビデオスイッチャーであるRoland VR-1HDはオーディオ機能も優れています。
本記事では、ハイブリッド会議やオンラインイベントに重宝するVR-1HDのオーディオ機能をご紹介いたします。
本体で行える各種設定
まず機能のご紹介に移る前に企業様や配信業者様にグッとくるポイント(?)
VR-1HDのオーディオ設定やシステム設定は、ソフトウェア無しで設定可能です。

MONITOR出力にセットアップメニュー表示が出力されるので、各種設定は本体で設定可能。
PCが変わる場合や、会社でソフトのインストールが難しい場合にも問題ありません。
【便利機能】エコーキャンセリング機能
ハイブリッドでの会議やイベント、セミナーにおいて生じる「音響エコー問題」
音響エコーは、リモート先の方の発声をリアル会場のマイクで拾うことで、再度リモート環境下に返してしまう現象。
VR-1HDは、本体の設定で簡単にエコーキャンセリングができます。

1.本体のMENUボタンを押下し「SETUP MENU(セットアップメニュー」を表示する
2.ECHO CANNCELLER(エコーキャンセラー)を選択する

3.ECHO CANCELLERメニューより、エコーキャンセリングしたい入力端子を「ON」にする
以上でセットアップ完了です。想像以上に簡単に設定できます!
【便利機能】イコライザー
歯擦音や低音の籠り音など…特定の音域が耳につくという経験はありませんか?
VR-1HDには音質を調整するイコライザー機能が備わっており、
気になる部分をカットすることができます。
イコライザー機能も簡単に設定できます。

1.本体のMENUボタンを押下し「SETUP MENU(セットアップメニュー」を表示する
2.AUDIO INPUTメニューを選択する

3.イコライジングしたい入力チャンネルを選択

4.EQを選択

5.HI・MID・LOの3バンドが表示されるので、気になる部分をカットする
(最上部のSW設定をONにすると有効になる)
【便利機能】ゲート機能
無音時に気になるハムノイズや空調ノイズをカットできるゲート機能。
発言していない時の音声をゼロにし、音が入ったらボリュームを有効とする機能です。
マイクのミュートを自動で行なうような感じで、配信にはとっても重宝します。

有効にしたいCHを選択すると「GATE」のON/OFFができます。
しきい値の設定も可能
【まとめ】VR-1HDで配信をするメリット
VR-1HDはビデオスイッチャーに分類されますが、オーディオインターフェイスとしても魅力的な機能を備えています。
VR-1HDで配信をすることで
- 不快なエコーやハウリングを低減できる
- 気になる籠り音も調整でカットできる
- ゲート機能によりマイクのミュートを自動化できる
上記のような利点があります。
設定も専用ソフト無しで行えるため、運用もしやすいかと思います。
ハイブリッド会議・ハイブリッドイベントにも是非VR-1HDをご導入下さいませ!
当店では、ワイヤレスマイクやスピーカーと組み合わせたコーディネートも得意とさせて頂いております。
VR-1HDのご相談はお気軽に!
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