スポーツ応援で役立つ!吹奏楽部員の為のスポーツ応援アイテム特集 野球部応援団 サッカー部応援団 甲子園応援などに役立つ★
吹奏楽部員のためのスポーツ応援アイテム特集
元吹奏楽部店員が振り返って思う 「スポーツ応援で活躍したもの・あったら良かったもの」を 弊社スタッフの経験談を基にご紹介します。
~部員・顧問の先生へ~
【経験談】こんな感じでやってました!
■野球が分からなくても大丈夫?
自分の打席の時に演奏して欲しい曲は、野球部側が事前に決めています。
野球部の方が打順を見て、演奏する曲名を書いたボードを吹奏楽部側へ見せて曲の指示をしています。
攻撃側になった際に演奏をします。
守りのターンの時は、座って試合を見守ります。
ヒットやホームラン、得点が入った際はボードが使われない場合もありますが、
顧問の先生がコールしてくれたり、分からない時は先輩に聞いたりしていました。
実際私も野球は家族がTVで見ているのをチラッと見る程度で、試合の流れなども分からない人でした。
ですが見ているうちになんとなく分かってきて応援できるようになっていったので、野球が分からなくてもあまり心配しなくても大丈夫です!
■いつもと違う楽譜
一曲丸々演奏することはほとんどないので、必要な部分のみを切り取った楽譜を作って持っていきます。
そうすることで、曲の切り替えがあっても譜面をめくる回数が減って、演奏しやすくなります。
実際私も野球は家族がTVで見ているのをチラッと見る程度で、試合の流れなどどの曲をどこのページに入れたか分かるように端っこに曲名を書いた付箋を楽譜に貼っていました!
■暑さ対策はどうしてた?
学校によって異なりますが、冷やしタオルを首に巻いたり、帽子を被ったりして暑さ対策をしていました。
守りのターンの際に、野球部の保護者の方などが、保冷剤やお水を配ってくれたりすることもありました。
私の学校は麦わら帽子で暑さ対策をしていました。
スーザフォンの場合、麦わら帽子だと後ろのツバが楽器にあたってしまい脱げてしまうので、前ツバの帽子の方が良いです!
■管楽器への対策/保護
木製の楽器(クラリネットやオーボエ、ピッコロなど)の場合、直射日光に当たることで楽器本体の木の劣化につながるだけでなく、管体が割れてしまうことがあります。
また、その他の木管楽器の場合でもタンポに影響を及ぼしてしまうことがあります。
そのため、屋外で演奏をするときには楽器にタオルをかけて保護しながら演奏をしていました。
見た目はあまり良くないですが、楽器を守るためですのでしっかり準備/対策することをオススメします。
※余裕があれば、プラ管のクラリネットなど屋外用のサブ楽器を用意しておくと安心です。
(詳しくは「4.おすすめ応援用楽器」へ)
【応援中】活躍したもの、あると便利なもの
■譜面台は折りたたみ式の重ためタイプがおすすめ!
いつもの演奏とは異なり、野球応援は屋外で行います。
そのため、風で譜面台が倒れることがあります。
譜面台が倒れると演奏に支障が出るだけではなく、周りで演奏している人の楽器に当たってしまうこともあるので、楽器が故障してしまうこともあります。
重すぎる譜面台は持ち運びに不向きですが、少し重ためで作りがしっかりしている譜面台の方が、倒れにくく安定感があるのでオススメです!
倒れにくいオススメの譜面台を紹介!
特徴
太めの三脚で安定感がある。
持ち運びやすいベルトが付いたソフトケースが付属。
特徴
折りたたみ式の譜面台によくある組み立て時のねじれが少ない。
安定感と耐久性が非常に高い。
■楽譜が飛んでいく?!
屋外での演奏の場合、譜面台についている譜面抑えのみでは耐え切ることができません。
いくら安定感のある譜面台を使っていても、楽譜入れと譜面台をしっかり固定していないと、 楽譜入れごと飛ばされたり、落下したりしてしまいます。
少し大きめの洗濯ばさみで楽譜入れを譜面台ごと挟むようにすると、飛んでいきにくくなります。
また、洗濯ばさみのみですと譜面が風でめくれがちですので、クリップを合わせて使うとより快適に楽譜を見ることができます。
ポイント
楽譜入れは書き込めるタイプですと、風で楽譜が飛んでいく可能性が高いです。
また、突然の雨などにより、紙の部分がむき出しになっている部分が濡れてしまうこともあります。
屋外で演奏する際は、書き込みが出来ない全面クリアポケット式のものをおすすめします。
当店おすすめのクリップはこちら!
【応援後】楽器のお手入れ方法
■応援後の楽器のケア(金管編)
屋外演奏の後は、楽器に砂ぼこりがついていたり、自分に塗っていた日焼け止めや汗が楽器についてしまっています。
私の場合、ブラスソープやフレキシブルブラシを使って、楽器を丸洗いしていました。
金管楽器はオイル(油分)が付いているので、冷たい水よりも、ぬるま湯を使いながらの洗浄が効果的です。
ブラスソープが無い場合は、食用洗剤で代用できます♪
ポイント①ピストンタイプの楽器について
トランペットやユーフォニアム、チューバなどのピストンタイプの楽器を丸洗いする際は、ピストンの順番が分からなくなってしまわないよう注意しましょう。
ポイント②ロータリータイプの楽器について
ホルンやチューバのロータリーは非常に複雑な構造となっているので、自分で分解すると元に戻せなくなる可能性が非常に高いです。
基本的に楽器店やリペアセンターの方にしてもらいましょう。
また、管内に汚れが溜まりすぎている状態で水通しをすると、ロータリーの故障に繋がります。
長年水通しや洗浄を行っていない場合は、抜差し管のみの洗浄にしましょう。
本番までに余裕がある時期に楽器店やリペアセンターへクリーニングに出しましょう。
■応援後の楽器のケア(木管編)
タオルで対策をしていても砂ぼこりがついている可能性がありますので、いつもより丁寧に念入りにお手入れをするようにしましょう。
キイとキイの間は、トーンホールクリーナーや綿棒を使って汚れを取り除き、キイの可動部分には、キイオイルの注油をしましょう。
特にタンポの水分はしっかり取り除くようにしてください。
ポイント①キイオイルの種類について
キイオイルは、楽器の種類ごとにオイルの粘度が異なります。それぞれの楽器に適したものを使いましょう。
ポイント②キイオイルの差し加減
キイオイルを差し過ぎてしまうと、キイの間にホコリが溜まり故障に繋がってしまいます。
オイルの差し加減が分からない場合は、楽器店やリペアセンターなどで注油してもらうようにしましょう。
ポイント③年に一度は調節に出しましょう
木管楽器の構造は非常に複雑です。
屋外での演奏有無に関わらず、年に一度は楽器店やリペアセンターへ調整に出すようにしましょう。
メンテナンスケアグッズはこちら▼
~顧問の先生、OG、OBの方へ~
おすすめの応援用楽器
夏の野球応援の時期とコンクールの時期は、毎年非常に近いです。
そのため、コンクールで使用する楽器と同じ楽器で野球応援をしていると、 前文でも書いたようにアクシデントによって故障してしまうことがあります。
最悪の場合、本番用の楽器がコンクール当日に使えなくなる・・・なんてこともあります。
そんな時のために、屋外演奏用、野球応援用にスペアの楽器を用意しておくと安心です。
コンクールで使う楽器に比べると倍音や音色の良さは劣りますが、 ある程度の耐久性があり、演奏が出来る安価な楽器があります。
弊社取り扱いの中では「J.Michael」がおすすめです。
特にクラリネットはプラ管と呼ばれるABS樹脂製のため、管体が割れてしまう心配がなく、木製ほど温度や湿度の影響も受けにくい管体材質になっています。
ご予算もあると思いますが、可能でしたらクラリネットだけでも…プラ管をご用意いただくことをおすすめします。
フルート
クラリネット
サックス
トランペット
ホルン(シングル・フルダブル)
トロンボーン
ユーフォニアム